そもそも資産運用ってする必要あるの?

資産形成

資産運用の必要性

近年、高校生の授業でも資産運用について勉強するというニュースが出たり、日経平均も史上最高値を更新するなど資産運用や投資について関心が高まっていますが、改めてなぜ資産運用が必要なのか考えてみましょう。

低金利時代の到来

現在、お金を銀行に預けても日本の預貯金金利は非常に低く、0.001%程度です。つまり、100万円預けても1年で10円しか増えません。一方、皆さんも痛感している通り物価は年々上昇しており、お金の実質的な価値は年々低下しています。

私は銀行に100万円貯金してるから大丈夫という人も現在100万円で買えていたいたものが数十年後には物価高で120万円で買うことになるとしたらめちゃくちゃ損をしているということが分かるのではないでしょうか。

今までは投資なんて元本割れリスクが危険だ。貯金こそ正義といった神話のようなものもありましたが、この低金利に物価高という状況では、もはや銀行に預けてただただ物価上昇によるお金の価値低下を待つだけという方が大きなリスクです。

老後の不安

少子高齢化の影響で、将来の年金受給額は減少していくことが予想されています。また、2019年に金融庁が「老後20~30 年間で約1,300 万円~2,000 万円が不足する」という、いわゆる老後2000万円問題も話題になりました。

では、今の給料で老後までに2000万円貯められるかというと「できる」と自信をもって回答できる人は少数ではないでしょうか。

そのため、老後の生活を維持するためには、今から自助努力で資産形成していくことが必要なのです。

教育費の負担

大学進学率の向上や教育費の高騰により、子供を大学に進学させるための費用は大きな負担となっています。ある調査では子ども一人にかかるお金は、養育費と教育費をあわせて、総額で約2,000万~4,000万円ともいわれているようです。

異次元の少子化対策だなんだと国は言っていますが、実態としては現状あまり子供を持つ家庭にはお金は回ってきていないため、計画的に資産運用を行うことで、将来の教育費を準備することが必要です。

将来のリスクへの備え

2024年は物価高に加え、円安・低賃金で将来に対してあまり希望が持てない状態です。そこに対して病気やケガなど、将来の不測な事態が発生すると生活環境もかなり厳しい状況になることも想定されます。

不測の事態が起こらないことが理想ではありますが、今のうちからある程度の資産を確保しておくことが重要です。

まとめ

  1. 低金利
  2. 老後不安
  3. 教育負担
  4. 将来のリスク

これらを耐え抜くためには、今後は貯金一辺倒ではなく、ある程度のリスクも許容し資産運用(投資)をしていくことが必須になります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました